「リノベーション実践塾2019in下関」に参加しました。

日時:2019年10月8日(火)
会場:シーモール下関1階
講師:嶋田洋平氏
 株式会社らいおん建築事務所 代表取締役
 株式会社北九州家守舎 代表取締役
 1976年、福岡県北九州市生まれ。東京理科大学大学院修士課程修了。北九州市小倉北区の「魚町商店街」にて、遊休資産のリノベーションを通じた活動が評価され、「国土交通大臣賞」、「都市住宅学会・業績賞」などを受賞。主な著書に、「ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり」(単著)、「エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ」(共著)など。
司会・ファシリテータ―:北尾洋二氏
 株式会社ザメディアジョン・リージョナル 代表取締役
 内閣官房 地域活性化伝道師
 空き店舗のマッチングステーション GRESTA.代表
 創業支援カフェKARASTA.インキュベーションマネジャー
テーマ:「地域の資源を活かしたリノベーションによるエリア再生
    ~コミュニティ・ビジネス・ヒトを呼び込む新たな可能性~

 「地域の資源を活かしたリノベーション」とは?その第一人者の話を直接聞いてみませんか?
 近年、日本全国で「空き地」、「空き家」などに代表される遊休不動産の活用が注目されています。特に「リノベーション」という観点では、建物にとどまらず、街・都市全体をリノベーションする発想も生まれています。
 今回のGRESTA.リノベーション実践塾2019では、対岸の北九州市小倉北区・魚町商店街のエリアリノベーションを手掛け、民間主導型のまちづくりを提唱している「らいおん建築事務所」代表の嶋田洋平さんをお招きします。

1.私たちの強みとはなにか? 郊外ショッピングモールvs駅前商店街(旧市街)
 ここにしかいない人、ここにしかないサービス、ここでしか買えないもの
 積み重ねた時間の手触り、形成された都市型コミュニティ

2.公民連携によるエリア再生・まちづくり
○行政の役割とは?
 エリアリノベーションを政策として掲げる、再生のビジョンを明確にする
 空き家、空きビル、空き店舗などをもつ、志のある不動産オーナーを見つける
 民間が稼ぎやすいような仕組みをつくる
 規制緩和・部門間の連携・スピード
 補助金ではなくファイナンスを支援する仕組み
 公共の投資は民間の動きを見ながら適切なタイミングで行う
○民間の役割
 パブリックマインドを持ってまちづくりを事業として行う
 エリアを変えるインパクトのある事業を生みだす
 半径200mくらいのスモールエリアを対象に事業を継続して稼ぐ

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